投資に関しては、漠然としたイメージを持っている、
だけの方が多いことでしょう。
事業や株式はもちろん、
競馬であれば馬主が、本来の投資にあたります。
投資対象に、資金を投じて、利益を期待するのが投資です。
事業であれば、開業資金や運転資金を投資し、
売り上げが負債を上回れば、報酬を受け取ることができます。
もっとわかりやすいところで言えば、
株に投資すると、株式を発行した企業の業績が上がれば、
株数に応じた配当が入ってくるわけです。
さらに、株を短期で売り買いすることで、その差益を得る、
という方法もあります。
FXや先物取引も、これに似た投資ですね。
投資と賭け事の違い
さて、馬主ではなく、馬券で投資するとは、
どういう取引を意味するのでしょう?
競馬の場合、東西24レース(2場開催の場合)のなかから、
特定のレースまたはすべてのレースを予想して、
的中すれば、掛け金の何倍もの配当が得られます。
これは、株やFX、先物の短期取引に近いと考えることができます。
特定のタイミングで、
上がると予想するなら買い、下がると予想するなら売りに投資し、
それぞれ、上がりきったところ、下がりきったところで、
決済すれば、差益が得られます。
もともと、短期取引自体のギャンブル性が高いので、
似ているといて当然かもしれません。
ただこれだけであれば、投資というより、
単に賭け事、という範疇でしかないでしょう。
やはり投資というのであれば、長期的な視点をもって、
競馬を行う必要があります。